予防接種についてご質問を受けました。
オーストラリアでは現在
C群の予防接種は公費で受けることができますが
B群の費用は自己負担になっています。
実は、オーストラリアで一番多い髄膜炎菌感染症はB群です。
では、なぜB群の予防接種は公費ではないのでしょうか?
最大の理由として
B群の予防接種の効果が疑問視されているからです。
ですが、これは「効果がない」というわけではなく
データが少なくて現時点では結論が出せない
というのが現状のようです。
ですので、今後十分なデータが集まれば
オーストラリアの見解が変わるかもしれません。
また、現在B群が一番多い理由として
C群の予防接種が普及し
C群の感染症が減ったことも一因のようです。
ですので決して
B群の予防接種の危険性が高いなどという理由で
任意接種になっているわけではありません。
リスクが高い方は接種されたほうがいいと思います。
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